こんにちは。
神戸の英語プリスクール【リトルスプラウト】にて、ウェブ担当をさせていただいております、岡田です!
さて今日は、「子どもが生まれた親御さん」であれば、必ず気になる「英語教育」について、ご紹介をいたします。
実は英語保育、英語教育は、間違えてしまうと大変なことになってしまうかもしれないのです。
たとえば…
■友達ができない子、友達を作るのが苦手な子になってしまう
■反抗期の激しい、大変な子になってしまう
■反社会的なものに、興味を持つ子になってしまう
親としては、どれも避けたいものばかりですよね。
「え?!でも、それと英語保育、英語教育が、どう関係があるの?!」
確かにパッと見ると、英語教育・英語保育と、「友達作り」や「反抗期」は関係ないように見えます。
でも実は、非常に大きな関係があるのです。
その秘密は、日本語と英語の、文化と文法に隠されているのです。
とにかく英語ばかり教える英語保育のスクールをオススメできない理由
英語保育、英語のプリスクールには、大きく分けて二つのタイプがあります。
1.英語保育、英語プリスクールだけど、日本語や日本の幼児教育をベースにしている
2.英語保育、英語プリスクールで、とにかく英語ばかりを教え込み、米国文化をベースにしている
もしあなたのお子さんが、
「日本人として、これからも日本に暮らし、日本人として、外国人ともちゃんと接していけるようになって欲しい」
という事であれば、断然、1番のタイプのスクールがオススメです。
逆に、「もともと米国生まれで、これからも米国で暮らす可能性が高く、日本には一時的にいるだけ」という場合は2番が良いでしょう。
最も心配なのは、
「日本人として、日本でこれからも暮らすのに、2番のタイプを選んでしまうケース」です。
その理由を、ご紹介していきたいと思います。
英語保育の世界で、有名な言葉は・・・
英語保育の世界で、とても有名な言葉があります。
「いくら英語が話せるようになっても、中身のない人間なら、中身のない英語になる。」
英語が話せると、それだけで凄い!と言われがちですが、
中身のない人間がいくら英語を話しても、それは中身のない英語になってしまって、
かえって外国人からバカにされてしまう、ということですね。
つまり、しっかりと日本の事を知って、正しい日本語が使える、中身のある人間に育てないと、
いくら英語だけが話せても、逆効果になりかねないのです。
神戸のプリスクール【リトルスプラウト】では、英語保育を行っていますが、英語と日本語のバランスをしっかりと取って、日本の文化や習慣も、しっかりと授業の中で伝えていっています。
英語が話せるようになるのは当たり前。その前に、しっかりと日本人として中身のある子に育てていく、という思いがあるからです。
英語が話せるかどうか?よりも大切な英語保育とは?
英語が話せる子に育てていくことは、英語のプリスクールにとっては、当たり前のことと言っても過言ではありません。
問題は、英語が話せるようになるかどうかではなく、そのさらにもう一歩、踏み込んだ部分にあります。
それは、
「自分の意志や思い、考えを、どう英語で伝えたらいいのかの感覚を、日本人として学ぶ」
ということです。
ここは少し分かりにくい部分かもしれませんが、
「日本人として英語でどう表現すればいいのか?」を教えることが、実は健全な子どもの成長には欠かせません。
その部分について、次からはもう少し踏み込んで、ご紹介をしたいと思います。
英語保育、日本語と英語の文法の違いは、重要な価値観の違い
「たとえ理由はどうあれ、ウソは駄目なこと」
こうやって教えるのは、日本とアメリカだけだと聞いたことがあります。
では他の国々はどうなのか?というと「上手なウソをついた方が賢い。」「だまされた方が頭が悪い。」
といった考え方をするそうです。
実はこの文化や価値観の違いが、言葉にも影響を与えている側面があるのです。
文法の違いは、文化の違い
この大きな文化や価値観の特徴は、言葉にも出てきています。
たとえば日本語は、「僕は」「虫を見つけたよ」という事実を伝える時、
どこで?どのような虫を?どうやって?」といったような、説明が先にきて、最後に「捕まえた」という動詞がきます。
「僕ね、あそこの公園でね、黒い小さなコロコロする虫をね、手で捕まえたんだよ。」
これは、その時の状況や背景、心情といった「気持ち」を正直に伝えようとする文化が、日本人にはあるからです。
気持ちを正直に伝えたい。だから、状況や背景、心情などの説明が、「捕まえた」という動詞の前に来るのです。
一方で、同じく「正直さ」を大切にするアメリカは、文法が違います。
まず、私が何をしたのかが先に来ます。
つまり「僕は虫を捕まえたんだ!」という主語と動詞が先に来て、後から、どこで、どんな虫を、どうやって?という説明が来るのです。
これは、「自分が捕まえたんだ」という「事実」を正直に伝えようとする文化が、米国人にはあるからです。
事実を正直に伝えたい。だから、先に主語と動詞が来て、後から細かい説明が来るのです。
英語保育で、この部分を間違えてしまうと、大変なことに…?
神戸のプリスクール【リトルスプラウト】では、日本語もしっかりと教えていきます。
日本の言葉や文化をしっかりと教えながら、英語を話せるようになるための英語保育を行います。
たとえば、英語ばかりで日本のことを学ばなかったら、どうなるでしょうか?
英語は、「事実」を正直に伝えようとする文化があります。
だから、主語、動詞の順番で、文章を組み立てていきます。
しかしそれを、日本人同士でやってしまうと、どうなるでしょうか?
「私はあれをした」「僕はこうした」「私はどうした、こうした…」と、いきなり話し始めるのです。
「なんて自己主張の強い人なんだろう」と思われてしまうでしょう。
日本人がアメリカ人から「説明が長い。ハッキリしない。」という印象を持たれているのと同じで、
日本人はアメリカ人に対して「個人主義。思ったことをそのまま言う。」という印象を持っています。
しかしそれは、「お互いの文化が違うから」という事をお互いに知っているので、ちゃんと仲良くできるのです。
では、同じ日本人なのに、アメリカ人のような「主語、動詞」の順番で日本語を話す日本人がいたら?
「あの人は自己主張が強い。個人主義が。思ったことをハッキリ言い過ぎる。」と言われてしまうでしょう。
つまりそれは子どもを、本人は何も悪気がないのに、友達ができない、作りにくい、という状況にしてしまうのです。
英語保育は、日本を学ぶことが先
日本の事を学ぶ、日本語を学ぶ。
自分の気持ち、考え、意見を、日本語で言えるように教えていく。
それにプラスして、英語保育を行って、英語を話せるように教えていく。
こうすることで、日本社会の中でしっかりと、明るく、楽しく、自分らしく生きていけるようになりつつ、
英語も自在に話せるようになる。
そんな子へと成長していきます。
英語保育について、まとめ
英語保育についてお考えの親御さんがおられましたら、ぜひ一度、
「日本語と英語がバランスよく学べること」「日本の文化や風習も学びながら、英語も学べること」
このような形で、英語保育、英語プリスクールをお探しいただければと思います。
英語保育のみではなく、子どもの成長にとって必要なことをトータルで学べるプリスクールを選ぶ。
それは子どもの将来にとって、とても意義あるものになると確信をしています。